要約: 高速に変わる世界では状況認識の違いが生まれる。他人との議論よりも自分の認識を信じ進むべきである。gpt.icon

世界が高速に変化するとき「世界がどのような状況か」という状況認識や世界観は人ごとの差が大きくなる。収束する時間が足りないのでそうなる。 この時に、状況認識が他人と食い違うことも当然多くなり、その場合にどちらの状況認識を信じるのかという問題が生じる。 相手は大体の場合、こちらの人生に責任を持ってくれるわけではないので、自分の人生は自分の状況認識を信じて進むしかない。

なのでそれを踏まえると「この人はこういう状況認識なのだなぁ」ぐらいで捉えてスルーするのが良いように思う。 どちらの状況認識が正しいかを議論しても仕方がない。議論をすることは、自分の認識に自信のない人がやりがちなことだ。論破することによって安心を得たいと思う。しかし状況認識は究極的には世界観であって、議論の前提であるから論理的な議論によって片方の世界観を証明することはできない。結局、不安なもの同士が争ってお互いの精神を疲弊させるだけになる。 津波が来ると思っているなら、津波が来ないと思っている人間と議論をしないで、早く高台に逃げるべきだ。その後、津波が来るかもしれないし、来ないかもしれない。