あまり世代間論争にはしたくないのですが、40代以上の世代には「コミュニケーション利害調整」と捉える人が多いですね。情報の流れをコントロールして、組織を円滑に回そうとする。その結果、意図的に情報を隠したり、情報格差をつくったりします。つまりコミュニケーションは人心掌握、説得、コントロールの術であって、正しい情報を伝えることがゴールではないのです。 リモートワークをする人必読。組織パフォーマンスを左右する「デジタル心理的安全」とは? | iXキャリアコンパス 40代以上には「コミュニケーションとは人に対する働きかけである」という傾向がある 世代間のコミュニケーションの違い、の補足 - ところてん - Medium

1998年のコミュニケーションというのは、対面か電話、メールが中心で、1対1のものである。この時代は不特定多数にむけた文章を書くというのは、あまり一般化していなかった。そして1対1のメッセージというのは相手に対する強い意志を持ったものであり、人に対する働きかけであった。 2002年くらいを境にPCや常時接続インターネットが普及し、ブログの普及とともに、受け取り手を想定しない一対多を想定したコミュニケーションが新たに行えるようになったのだ。 それも、誰かに対して働きかけを行うためのメッセージなのではなく、特に誰かに伝えたいわけでもない、読者を想定しない「私はこう考えている」が発信されるようになったのだ。

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