image 最初にAとBを1単位持っている。その後Aが2倍に増えた時に、Aを0.5単位Bに変換して元のバランスに戻す。これがリバランス

Bの視点で見れば「Aが値上がりしたので利益確定した」になる。 同じ現象がAの視点から見れば「Bが半額に下がったので買い足した(難平)」となる。 特に為替などについて、つい自国視点で考えがちだが、異なる視点の人が参加している市場なので一面的な見方は適切でないと思う。

バランスが崩れた後でリバランスする行為は常に「高くなったものを売って安くなったものを買う」になる。

「AまたはBが2倍になる、どちらがなるかはわからない」というとき

  • 片方Xを2単位持つことは現時点価値の視点で「2単位であるか、4単位であるかのどちらか」という賭けになる。
  • 一方で両方を1単位ずつ持つなら「3単位になる」となり賭けにならない。つまりリスクがなくなっている。

資産をすべて円建てで持つことは前者に相当する。

  • 円安になってiPhoneの値段が上がる話を説明しようとするとAとBだけでなはく商品Cが必要か
    • 生産コストがもっぱらAで払われてる商品は、Aが2倍になると値上がりする
    • じゃあAと同一視でいいか 消費が円建てのコストだけで構成されてる人は、ドルを一切買わないのがリスク0
  • 江戸時代とかならありえた
  • 現代においてはなかなか難しいよね
  • 輸入された燃料を燃やして火力発電して、その電気で海外で作られたチップを大量に含むテレビを動かして、NetflixやYouTubeプレミアムを見る
  • 消費の中のドル建てで支払われるコストの割合に相当する割合で、ドル建て資産を持つのがリスク最小かな