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  • 積み上げ型の学び

    • 「手に入る、givenな、作業仮説」の土台の上に積み上げて行って得たいものに到達する
  • 掘り下げ型の学び

    • 「得たいもの」がまずあって、そこから「それを得るために必要な物」へと掘り下げていく
    • 必要ないことは学ばなくてよい
      • 「学んだ方がベター」はTrueだが、それは大概のものに対してTrueなので、限られた時間というリソースを何に投資するかという観点から言えば情報量の少ないアドバイスだ。#投資戦略
    • 掘り下げていった結果、調達可能なリソースにたどりついたら「得たいもの」を作ることが可能になる
    • つまりこれは「得たい」と「手に入る」の間をつなげる作業
    • 掘り下げの足りない状態が「根無し草の知識
      • 入手可能ラインとの間にギャップがある状態
      • ギャップがあるので実際に作って実益を生むことができない
      • ギャップがあることに気付いて掘り下げて行っていればまだ救いがある
      • 根無し草の知識を口に出すことで気持よくなる薬物中毒のような状態の人もいる
        • 実益のない知識を口に出して気持ちよくなってる状態は路上で酒を飲んで酔っ払ってるみたいな状態で正視に堪えない恥ずかしさがある
      • 3段階に分けられる
        • 根無し草の状態
          • 「強いAIが~」とか言ってる
          • 「その知識を使ってあなたの仕事に何らかの有益な効果を発揮できますか?」と聞いたらどうなるか
          • 大部分の人がNOだ
        • ライブラリを使って作れる状態
          • 「得られるもの」ラインは平らではなくでこぼこしている
          • 例えば機械学習で言えばscikit-learnが登場したことで「得られるもの」ラインがすごく盛り上がっている状態
          • なので作りたいものからの掘り下げ方向をそちらに寄せていくことで、山に到達して効率よく「作れる」になる
        • ライブラリ自体を作れる状態
          • 「Chainer作ってみちゃった」みたいな
          • 今フォーカスしている「得たいもの」を得る上では、本質的にはライブラリを使って作れるのと違いはないか
          • ライブラリを使って作れるだけで満足せず、そのライブラリの中を掘り下げていくことで、深い知識が手に入る
          • その深い知識は、周囲の状況が変わったり、得たいものが変わったりした時に、作れるかどうかに影響する
            • 「得たいもの」と「得られるもの」のギャップが大きすぎると、どうやって到達したらいいか道筋を見つけることができない
            • 深い知識があることによって道筋を見つけやすくなる
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