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ペンをなくしやすい人は、ペンがないことによる不便を避けようとし、あちこちに複数のペンを置く行動に出ることがある。これがペンをなくしやすい状態を誘発している。
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同じ外見のペンが複数の場所にあると、ペンを使い終わった時に、そのペンがどこに戻されるべきかがわからない。そのため、取った場所と違う場所に戻される。その結果、元の場所にあったペンは減少する。
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ペンを見た時に、そのペンがどこに戻されるべきかが一目でわかるようにすると改善するのではないか。
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事例
- Apple Pencilを手に入れた当日、いきなりなくした(ソファーに挟まっていた)
- Pencilホルダーのついているケースを購入した
- それ以降一度もなくしていない
- 「戻すべき場所」が明確であればなくさない
持ち物リストを作ってみる実験
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妻「ボールペンがどのリストにも含まれていない」
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僕「ボールペンは手帳に2本ある」
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妻「この前コンビニで買ったといっていたのはなぜか」
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僕「その時には手帳にボールペンがなかった」
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妻「手帳にボールペンがないことがあるのはなぜか」
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僕「ボールペンは割と高確率で消える。手帳にボールペンがないと困るので2本入れておくことによって、両方なくなる確率を小さくする。コンビニで買うことが必要になったのは1回だけ」
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妻「ボールペンが消えるのがそもそもおかしい。手帳に1本だけにしたらいいのでは」
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僕「なくなったら困るじゃん」
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妻「なくなったら困ると思ったらなくならないでしょ」
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僕「なくなったら困ると思っててもなくなって実際に困るから2本入れるようにしたんだよ」
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なぜペンは無くなるのか
- 手帳に限った話ではないので、ある場所Xにペンがあるとする
- 場所Xのペンを使う
- 使ったあとそのペンが場所Xに戻るならXのペンの本数が減少するはずはない
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なぜペンは元の位置に戻らないか
- 机に置きっぱなしにしている
- 違う場所(例えばペン立て)に行っている
- 机に置きっぱなしにするのもこれの一例
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どうして使った後にペンが違う場所に行ってしまうのか
- 特に個性のないペンを使っていると、そのペンをどこに戻すべきかがわからない
- 机にも手帳にも同じペンが置かれているなら、そのペンを見ただけではどこ由来のペンかわからない
- 見た目に差のないペンがどこから出されたものかを覚えておくことは困難
- ペンを見れば、考えずにどこに返すべきかわかるようにすれば良いのではないか
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これを実験的に検証する方法
- 案1: ペンにそれがしまわれるべきところを明記した名前シールを貼る
- 今回の実験
- 胸ポケット用のペンを個性的なものに変更する
- 背景
- 胸ポケットからペンがすぐに出せることが重要
- しかし胸ポケットのペンもしばしば無くなる
- そこで2本入れていた
- 入れていたペンがノック式のペンであったため、不意にノックされてペン先が露出し、胸ポケットにインクの染みをつけてしまう。
- これを改善するためにペンを変える案が以前からあった。
- キャップ式のペンに変更する
- 2018-06-17
- たまたま通りかかった本屋で目立つ色のペンを売っていた
- LAMY サファリ
- このペンは手帳に挟むには太いし、机に置いてたら色が鮮やかだから目立つ
- 手帳にはいずれ細身で目立つ色のペンを見繕う
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2022-09-11
- このペンはなくなってない
iPad行方不明事件 ペンはなぜなくなるのか