image

私は、これをベクトルと複素数の対応付けに似ていると思いました。高 校の数学で、ベクトルを複素数に対応付けて、複素数の空間でかけ算をし、 できた新しい複素数をもう一度ベクトルに戻す、という操作を行ったことがある人は多いでしょう。複素数の空間でのかけ算は、ベクトルの空間に 戻すと回転になっています。 空間によってやりやすいことには差があります。高校数学の範囲では、 ベクトルを回転するよりも複素数をかけ算することのほうが簡単でした。 エンジニアの知的生産術 p.196