digest
- ブロードリスニングの概念は、多くの人の意見を聴くことを支援する技術。
- 要点をまとめられると、大量の意見を扱いやすくなる。
- 多様な意見を扱えると局所的な見方から外れ、広く物事を見ることができる。
- 踏まえられた意見が自分に戻ってきたと感じることで、自分の意見が聴かれた感を得られる。
- ブロードリスニングでは、少なくとも出来るだけ多くの人々に意見を聴くことが大事。
- しかし、人数や意見の量が多すぎる場合、一人一人の意見を扱うのは現実的に難しい。
- それ故、全員の意見を100%読む必要性は低く、共通するものをまとめ、重要な意見は最低限聴取するようにする。
- 次にやることは、「ブロードリスニングの実践手法の習得」。
あなたはこの会話で何がどうなるとよいのでしょう? ブロードリスニングの概念を言語化したい その「ブロードリスニング」は、どんな「ブロードリスニング」ですか? 大勢の人の意見を聞くことを支援する技術 その「大勢」は、どんな「大勢」ですか? 少なければ普通に聞けばいいんだけど、例えば100人いると自分が話す量の100倍聞かなければならなくて現実的に無理になる その「量」は、どんな「量」ですか? 100人のうち50人の意見が似ていたとしても、それぞれが個別の意見として表示されるなら50倍の量になってしまう その「量」について、他に何かありますか? 似た意見をまとめることができれば量が減らせる その「量」は、どこにありますか? 抽象概念なのでどこかにあるものではない
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似た意見をまとめることができれば量が減らせる
- あなたはこの「量」をどう知るのですか? 「多いなー」となる その「多いなー」は、どんな「多いなー」ですか? 全部読むのは辛いなーという感じ その「全部」は、どんな「全部」ですか? 全部読まないと偏るから全部読むことが好ましい その「全部」について、他に何かありますか? 現実的には全部読めないので容易にキャッチできる意見をキャッチし、そうでないものをスルーする その「意見」は、どんな「意見」ですか? 個々人がそれぞれ提出するもの その「それぞれ」は、どんな「それぞれ」ですか? 人それぞれ考え方が異なっている、多様性がある、だからそれぞれ違う その「それぞれ」について、他に何かありますか? 多様性があるのが大事だと あなたが価値を感じているのは何ですか? 多様な意見を偏りなく観測すること その「意見」について、他に何かありますか? みんなが意見を言えて、聞いてもらえた感があることが大事 その「意見」は、どのあたりにありますか? 人々の間に?
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みんなが意見を言えて、聞いてもらえた感があることが大事
- この「意見」は、どこにありますか? 自分の意見が相手の中に入って、相手がそれを踏まえた発言をすると、自分の意見を聞いてもらえたと感じる その「意見」は、どこから来るのですか? 個々人の中からくる
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自分の意見が相手の中に入って、相手がそれを踏まえた発言をすると、自分の意見を聞いてもらえたと感じる
- あなたはこの「意見」をどう知るのですか? 自分の意見は元から知ってる?いや、他人の意見の刺激に反応してアウトプットすることで事後的に知ることもあるな その「意見」は、何のようですか? ボール?人々の間を行き来している
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自分の意見は元から知ってる?いや、他人の意見の刺激に反応してアウトプットすることで事後的に知ることもあるな
- この「意見」に関して、何が起こるとよいですか? キャッチされて投げ返されるといいね、脇に落ちないで流通するようになる それには「意見」に何が起こる必要がありますか? 多すぎてはキャッチできないのでそれぞれの人がキャッチできる量まで圧縮する必要がある 「意見」に関して、それができますか? それをやろうとするのがブロードリスニングだね その「ブロードリスニング」について、他に何かありますか? 要約して
- ブロードリスニングの概念は、多くの人の意見を聴くことを支援する技術。
- 要点をまとめられると、大量の意見を扱いやすくなる。
- 多様な意見を扱えると局所的な見方から外れ、広く物事を見ることができる。
- 踏まえられた意見が自分に戻ってきたと感じることで、自分の意見が聴かれた感を得られる。
- ブロードリスニングでは、少なくとも出来るだけ多くの人々に意見を聴くことが大事。
- しかし、人数や意見の量が多すぎる場合、一人一人の意見を扱うのは現実的に難しい。
- それ故、全員の意見を100%読む必要性は低く、共通するものをまとめ、重要な意見は最低限聴取するようにする。
- 次にやることは、「ブロードリスニングの実践手法の習得」。
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