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世の中の9割のものがあまり良くないとする
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よい批評家は10を見て、よい1を紹介する
- これは大変
- 批評を見た人に価値を提供できている
- 悪いものにわざわざ言及する必要はない
- ネガティブなことを言う必要がない
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悪い批評家はたまたま見かけた1を紹介する
- 高い確率でネガティブな意見になる
- たくさん読む必要がないので楽
- とりあえずけなしておけば9割の確率で当たる
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つまり、ネガティブな批評は、その批評家の能力に対する負のシグナルである
- 自明だと思うが…
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だがしかし一般人は批判的な文章に、頭良さそう、詳しそう、と思うらしい
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negative evaluators of intellectual products will be perceived as more intelligent than positive evaluators
- Brilliant but cruel: Perceptions of negative evaluators - ScienceDirect
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大部分の読者がネガティブな批評を非合理に高く評価するのであれば、批評家はネガティブな批評をする方が低コストで高ベネフィットなわけだから、そっちを選ぶのが局所最適解
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明らかに、全体最適ではないわけなのだがどうすれば対処できるか??