筆者がプレイしたのは「コヨーテ」。これは自分の持っているカードの数値だけがわからず、他の人の数値は見ることができる、という状況でみんなの数字の合計値を考えるゲームです。自分には見えないものが、他の人には見えているので、他の人の振る舞いから自分の持っている数値が何であるのかを察しようとするゲームプレイが行われます。直前の人の発言を否定する時には「コヨーテ!」と言うのですが、自分に見える情報から判断して「当然これぐらいの値だろう」と思い込み、自信満々で「コヨーテ!」と言ったのに、自分がレアなカードを持っていたため前の人の発言は間違ってなかった!というようなことが起こります。もちろん自分がレアなカードを持っていることは、自分以外はみんな知っていたのです。自分には見えないこともあるから、見える情報だけで判断すると間違えることがある、ということが学べるゲームでした。 ボードゲームコネクトキャンプ2017