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  • 知識のオーバーラップコミュニケーションの容易さ

    • オーバーラップ100%=発した言葉が100%意図通りに解釈される
    • オーバーラップ0%=発した言葉が0%意図通りに解釈される
    • 例えば50%が意図通りに解釈されるなら、1の内容を伝えるのに2の発話が必要
    • 距離はオーバーラップの逆数であると考えるのが自然
  • しかしこの距離には三角不等式が成り立たない

    • AさんとCさんの距離が「AさんとBさんの距離+BさんとCさんの距離」より長いことがあり得る
    • 数学的な意味での「距離」ではない
    • こういう空間においてはA~Cの直接の距離よりもBが仲介する方が近くなることが起こりうる
    • この距離の短縮が経済的な価値を生むことがある
  • 距離が近い方がよいならばみんな知識がオーバーラップしていた方がよいのか

    • コミュニケーションの効率だけを考えた場合はその通り
    • そこに「未知のものの探索」によって経済的な価値が生み出される効果を加えると、トレードオフが発生する