2015-09-09 首都大学東京でのオムニバス講義で、他の講演者の講義を聞いていて書いたこと 講演者は「コネが大事」と言った。

  • 僕が学生の頃「コネが大事」と言うオッサンは嫌いだった。自分がオッサンになって彼らが何を伝えたかったかがわかるようになった。自分の「コネ」という言葉の解釈と、彼らの「コネ」という言葉の解釈にズレがあったのだ、と今では考えている。

  • 僕はコネを「親がすごい」みたいな「運で決まるもの」と捉えていたが、学生にアドバイスをするオッサンがそんな「本人の努力でどうにもならないこと」が重要だとか言うはずがない。当然彼らの言っているのは「努力で作ることができるコネ」のことだ。これはどうやって作られるか

  • その作り方がこれ:「人と仲良く。過去に仲良くすると助けてくれるが、過去にいじわるすると跳ね返ってくる。」 後で助けてもらえるコネはヘラヘラ笑いながら名刺交換しても作れない。先に人を助けることによって作られる。

    • mamoruk 大切だと思うこと。1. 人より速い(=能力が高い)こと。高速道路で合流するとき、スピードを落としてはいけない。自分の能力を継続的に向上させよう。2. 人と仲良く。過去に仲良くすると助けてくれるが、過去にいじわるすると跳ね返ってくる。3. 健康第一。メンタルも。

  • というわけでオッサンの言う「コネが大事」ってのは、当時の自分にわかりやすいように噛み砕くと「周りの人を助けることで、自分が困ったときに助けてくれる人を増やそう、それが大事」ということだと思うんだ。誰もそこまで噛み砕いて教えてはくれなかったが。

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