カットは頂点の二色塗り分けだと考えると混乱しにくい
- このグラフの最小カットはいくらでしょう、という話が「カット=辺を切る」だと思ってると混乱しやすくて「カット=二色での塗り分け」だと思ってるとわかりやすい例なのではないか
- 答えは3
- 二色塗り分けで理解してると「赤青二色で塗って、赤青辺のコストを足したもの」
- 辺の切断で説明しようとすると中央の2本の辺の片方だけを切ることになる
- ここで混乱する人が多そう
- もう一つ例を思いついたんだけど「1番のグラフのカットは何種類あるでしょう」に対して3種類と答えちゃう人が「カットは辺を切ること」だと思ってる人にはいそう。
- 「カットは頂点の二色塗り分け」と考えていれば間違えずに4種類と答えられる。
- (追記: 少し言葉足らずだった。SとTの色は固定されているものとします)
- 3種類ではなく4種類なのは(2)の例もカットだからである。
- 3択にしたい時はこの可能性を消すために(3)の赤の辺を追加する。 最小カットで3以上の選択肢
- (2)のケースがカットに含まれることを理解してないと(3)で消す必要性がわからない。
- カットとフローを混同してる人は(2)をみてどんなフローか想像しようとして混乱するが、カットがすべてフローに対応するわけではない。最小カットが最大フローに対応するだけ。
- カットのことを考えてる時にフローのことを考えるのは混乱の元。
- 「カットは頂点の二色塗り分け」と考えていれば間違えずに4種類と答えられる。
from Twitter from 最小カットのカットは「辺を切る」ではない