エンジニアの知的生産術のp.165(5.2.6.3) ふせんが膨大なときの表札作りで、執筆の過程に

この段階では「瞑想」という章がありましたが、あまりほかの章とうまくつながらないので削りました と言う出来事があったと紹介されている。リポジトリを眺めていたら2017-04-10に見出し案から削除したテキストがコミットされていたので面白いからここに掲載しておく。

この内容自体が「この本はどう作られたか」の章に入ると良さそう。#エンジニアの知的生産術_加筆案

  • 当初、この書籍が作られるプロセス自体の実データを付録の章などとして入れたらよいと考えてた。
  • 削った現状でも割と本に厚みがあるので、編集者の入れないって判断は適切だった。
  • 増補版、紙の本ではなく電子で出す方が良いかも。

瞑想」の「歯車の速度を落とす」はp.204の「辞書との照合」のところで紹介している。

元はMarkdownだったのだけどScrapboxに転載する際に箇条書きにしたほうがよいと思ったので#を■に置換した。


2017-04-10 第7章:つづけられない

  • ■ 継続は目的?手段?
    • 「つまみ食い勉強法」
  • ■ 継続のために必要なもの
    • ■■ ハマるしかけ
      • ■■■ トリガー:きっかけが必要
      • ■■■ リワード:報酬が必要
      • ■■■ インベストメント:投資が必要
    • ■■ 適切な難易度調整
      • ■■■ フロー理論:退屈と不安の狭間

第8章:片付かない

  • ■ 「片付ける」とは?
    • どこにあるかわかるようにすること。
    • ■■ 分類
      • 人間は最初から完璧な分類を作ることができない
    • ■■ こうもり問題
    • ■■ ポケットひとつ原則
      • 分類を諦めて1か所にまとめる戦略
  • ■ 物と情報の違い
    • ■■ 場所の限定=インデックス
      • データベースのインデックスは「ここにはない」を効率よく判断できるようにすることで
        • 「どこにあるか」を見つける時間を削減するための仕組み
      • 物理的なものの整理でも同じようにインデックスが機能する。
        • 「領収書は全部この箱の中にある」
        • 他の場所にないと確信できることが効果発揮の要件。
      • ■■■ ボトムアップ
        • インデックスの作り方、ボトムアップに作る
      • ■■■ 時間軸
        • 時間軸は手軽なインデックス。
      • ■■■ 検索
        • 物は検索しにくい。これを検索しやすくするアプローチ。
        • 増井式超整理術、芋づる検索
  • ■ 混沌とクリエイティビティ
    • 混沌はクリエイティビティを増すか?
    • 100枚の付箋を机に広げた「混沌」と、
    • 必要な道具を見つけることができない「混沌」は別物。
    • 「混沌をして語らしめる」の川喜田二郎。

第9章:焦燥感が強い

  • ■ 理想と現実のギャップ
    • できること(現実)を超えた理想を目指すことで焦燥感が生まれる。
    • 焦燥感は向上心のエンジンでもあるが、オーバーヒートして身を焼かない程度にコントロールが必要。
    • ■■ 完璧主義の問題
      • 最初から完璧を目指すことで苦しむ
    • ■■ インクリメンタル
      • 改善を繰り返し、徐々に良くしていく
    • ■■ デフォルトゼロ
      • やらなければゼロなのだから何でもやってみよう
      • 失敗も学びの機会
  • ■ 身体性
    • (身体性という言葉は適切ではないかも、今はまだ代わりが思いつかない)
    • やる気や焦燥感という「精神」に関する議論をする際に、「身体」を無関係なものとして無視してしまうのはおかしい。
    • 人間の精神は本人が思っている以上に、身体の影響を受けている。
    • 特に焦燥感に関しては、カフェインの摂取が影響することが知られている。
    • ■■ カフェインに注意
      • カフェインが焦燥感をもたらす
      • 緑茶のテアニンが焦燥感を緩和する
      • カフェインとテアニンの両方を摂取する実験の紹介
    • ■■ 気温・水分・酸素・血糖値
    • ■■ 頭痛
    • ■■ 感覚遮断
      • ■■■ アイソレーションタンク
      • ■■■ アイマスク
      • ■■■ 耳栓・消音ヘッドホン
  • ■ 瞑想
    • ■■ 歯車の速度を落とす
    • ■■ 思考を上書きする
    • ■■ 思考を止める
    • ■■ 心の動きに割り込む

第11章:落穂ひろい

  • (この章はなくてもよい)

第12章:この本はどう作られたか