- アドバイス罪という概念の存在
- 一方でアドバイスがまったく存在しない世界が理想かというとそうではない
- 何が違いか
- 例えばSNSでのある人の発言に対して複数の人がアドバイスをしている時、しばしば「他の人がどういうアドバイスをしているか」を見ないでアドバイスする人がいる
- この時、他の人と重複しているアドバイスはもたらす利益が0なので期待値が負である
- 純粋に悪
- 「アドバイスをする」ことと「そのアドバイスが相手にとって有益である」ことは別物
- 相手の状況を正確に把握できないので、相手にとって有益でないアドバイスをしてしまう可能性は常に存在する
- 確率pで利益を発生させ、1-pで損害を発生させる
- 期待値が正であることが好ましい
- 逆に受け手が無益なアドバイスをコスト0でスルーできる場合、期待値は正になる
- アドバイスに対応するコストは低い方が良い
- アドバイスが正しいかどうかの判定コストが高い場合、期待値が負になりやすい
- ソースを示さないアドバイスはしばしば「それを信じて良いのか」の判断コストが高い