本質的に重要なのは「自分用のWikiを持つこと」であって、具体的なWiki実装がhowmなのかPukiwikiなのかScrapboxなのかはそれほど重要ではなくて、ただ2017年時点で一番使いやすいWikiはScrapboxだというだけなのではないかという気がしてきた。というわけで「なぜ個人用Wikiを持つことは有用なのか」を考えていきたい
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https://www.facebook.com/nishiohirokazu/posts/10213263374995450
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同じソースから整理した別の記事 包括した情報を書けることが価値
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「メモを取ること自体が記録を取るという意味でそれなりに有益」
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「構造化することで記憶が定着してすぐ使えるようになる」
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つまり3つのレベルがある
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Q: 1人slackはwikiに含まれますか?
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A: 含まれません。
- 1人slackは「書いて考える」を実行しているだけ
- その後の長期的な情報の構造化を考えていない
- 上記3レベルで言うならレベル1止まり
- 1人Wikiが必要という時は、情報の構造化に重みが置かれている
- レベル2の話をしている
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slackとwikiの違いは、見返しと検索
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Wikiのようなキーワードリンク機能が無いと情報が重複して不便
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オフラインで使えた方がいい
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howmを使っていた時には情報の構造化は意識してなかった
- howmはなんでもgrep
- 僕も同じ。ただ、僕が当時今ほどに情報の構造化を意識してなかっただけであって、今使ったら構造化しまくるのではないかという可能性もある。あれはcome-fromリンクとか、色々面白い機能を持っていた。howmのcome-fromリンク
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人間、まずはレベル1の「書いて考える」「思考をどんどん書き出す」からスタートして、それから「検索によって過去の思考を発掘できる」へと移行するのではないか
- これは「明示的な検索」
- リンクのついた文章がある程度溜まってからようやく「新しい文章を書いている時につながりのサジェストをする」というScrapboxの機能が有益になる
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「自分が関与している情報の量」がある程度まで膨らまないとWikiの必要性を感じないのかもしれない
明示的保存がないのが大事説
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中山 ところてん wikiは保存ボタンと、過剰な記法がネックでしたね。
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綺麗に書けるから、綺麗に書かないといけない、という圧力がひどかった。
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google docsやetherpadは保存と記法がないのが良かった。
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Nishio Hirokazu
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明示的保存とかそれに伴うページ遷移がないのは良い
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中山 ところてん
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保存が纏まったアウトプットを要求するので、五月雨式にアウトプット出来ないんですよね。
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情報の整理には使えるけど、思考の整理、プロセスのコンテキストの保存が出来ない
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大久保 康平
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これ結構本質的だと思うが、これを達成しているwikiってscrapbox以外にあるんだろうか?