from 速く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め どういう条件が満たされた時に「みんなで行けば遠くに行ける」のかを数学的に考察

nishio どういう条件が満たされた時に「みんなで行けば遠くに行ける」のかを数学的に考察した結果、1人で運べる食糧が100日分である場合に、1人で行けば100日分の距離しか進めないが、10人で行って10日目に1人解雇すれば110日の距離まで行けることに気がついた。確かに遠くに行ける。

  • nishio つまり人間は「食糧を輸送する」という労働力と「食料を消費する」というコストの抱き合わせなので、食糧を食べて輸送すべきものが減って労働力のニーズが減ったら、人間を減らすことによって費用対効果が改善するということ。これは確かに一人で進んでいる時にはできないことだ。

  • nishio 一人目の解雇で100/10で10日伸びて、2人目の解雇で100/9で11日伸びるから、最後の一人はなんと倍以上も遠くまで行ける

  • nishio 砂漠の真ん中で食糧無しに解雇された人がその後どうなったのかは誰も知らない。たぶん公共の福祉につながることで生活が保護されてる。健康で文化的な最低限度の生活を送ってると思う。砂漠の真ん中で。

  • nishio 文化的な生活などなかった!

  • khmlpy: 昔買ったパズルの本?で解雇した人を食べれば……と結構ダークなとこまで考慮されてたことを思い出しました

@kimonuruwota: @nishio 99人で出発し、1日目に一人が自分が戻るための食料を引いた98食を配ると残りの98人は100食を持った状態になって、次の日も二人目が自分が戻るための食料を引いた97食を配ると残りの97人は100食となり、98日目に100食をもった状態の人が一人残るので、一人も犠牲にせずにほぼ倍の日数進める。ホワイト!

yuniruyuni 意図に添うお話か自信がないですが、その設定の元で伸ばしたいなら、人に食料を持って往復をしてもらうといいかもしれませんね。最初の区間は10人に1000の食料をもって45日進んでもらう。この時点で550の食料が残るので450を使って元の場所に戻ってもらいつつ、100を一人に託す。この手法は再帰可能。

kokorinn_666 なお、1人も犠牲にせずとも無限往復してもらうだけで近しい結果が得られる image

@sakuracycling: ロードレースを思い浮かべた。チームメイトが交代交代で風よけになりながらエースをゴールまで“最速で”運ぶのと同じだ。優勝者は個人なのに、圧倒的にチーム戦という。 脚を使い果たして役目を終えた選手が集団から落ちていくシーン、かっこよくて実は好き。

@CordwainersCat: 多段ロケットの理屈だ。燃料を使い果たしたらそのロケットごと切り離して重量を削減する。

@sjkimura: フォークランド紛争のブラック・バック作戦を思い出しました。(爆撃機を遠くに飛ばすために空中給油機を複数組み合わせて使っためっちゃ複雑な作戦)

@k34615: アムンゼンの極地探検隊の鉄則ですぬ (犬ぞり引いて目的地へ進み、途中で荷物が減るのに合わせて犬を殺して進む) 極地法

@nagise: キャンプとかの実感を考えると、野営部分がスケールメリットあるから単独行より集団が良い、みたいな感じだろうか🤔