徐々に 分解し、発酵酒などの「良いもの」を作る

https://kotobank.jp/word/醸-530527 かも・す【醸】

  • ① 穀類などをこうじにして水を混ぜ発酵させて酒、しょうゆ、酢(す)などをつくる。また、広く、酵素の作用によって原料を分解し食品をつくる。醸造する。〔運歩色葉(1548)〕
  • ② ある気分や雰囲気、状態などを徐々につくり出す
  • ※和英語林集成(初版)(1867)「ネムリヲ kamosz(カモス)」
  • ③ ある物事を起こす。もたらす。
  • ※玉塵抄(1563)二〇「江天の雲の冬雪をかもす雲は黒色なぞ」 か・む【醸】 〘他マ四〙 (上代、生米を噛んで吐き出し、それを瓶にためて発酵させたところから) 酒を造る。醸造する。かもす。 ※古事記(712)中・歌謡「須須許理(すすこり)が 迦美(カミ)し御酒(みき)に 我酔ひにけり」