お互いに学び合う つながり https://www.youtube.com/watch?v=PQ_FXIBFHrI 西尾 泰和 (メンター) - 未踏インタビュー 2019-04-22
未踏ジュニアのPMをやっています西尾と申します。
Q: PMをする理由は?
未踏ジュニアに関わることが、まずそれ自体として面白いですね。僕個人としても面白いです。
「メンター」という言葉から、「メンターは教える側」「クリエータは教わる側」という固定化した考え方になりがちですが、そうではなくて、メンター自身も教えることによって自分が学ぶんです。
クリエータも一方的に教わるのではなくて、クリエータが他のクリエータに教えたりすることによってお互いに学び合っている。そういうメンター-クリエータ-クリエータ それぞれが繋がりあった有機的なネットワークをつくっていくのが良いと思っています
Q: 未踏のネットワークは構築できていますか?
(未踏ジュニアの人的ネットワークは)まだできてないけれど、どうできていくかというと、 未踏ジュニアのブースト会議、これからプロジェクト始めていきましょうという会議に、過去のジュニアの参加者とか過去のIPA未踏の参加者のOB/OGがやってきて、そこでコミュニケーションをする、お互いにディスカッションをする。 これによってお互いにだんだんと「この人は議論に足る人である」という信頼関係が培われていくわけですね。このネットワークが長期的に見て、3年5年たったときものすごい価値をもつネットワークに育っていく
実際IPA未踏ではそれが起こってきたわけなんです。始まってから十数年経って大きなネットワークできてきてきて、そのおかげで僕とか安川さんとかが知り合った。なぜ知り合ったかというと未踏つながりで知り合ったわけです。そして、この未踏ジュニアというプロジェクトを一緒にやろうとなったわけなんですよね。そういうネットワークをつくっていくことが長期的に見てすごく価値のあるプロジェクトなんじゃないかなと僕は思っています。
Q: 未踏ジュニア後の「未踏」との関わり方は?
未踏OB未踏OGたちが集まってきて、一緒に新しいプロジェクトをやるための「ハブ」、集まってくるための旗を立てているというか、キャンプファイヤーのようなものとして未踏社団が作られたわけなので、ぜひぜひ戻ってきて、この未踏ジュニアに限らずいろいろなプロジェクトを未踏社団がやってるわけなんで関わっていっていただけると、そうするとネットワークでさらに強固になっていくと思う。 再集結するための核として未踏社団を使っていただければというふうに思っています