「必要ない」という言葉は曖昧 「目的Yの達成に条件Xは必要ない」というとき 条件Xが満たされてなくても、Yが達成される、という事例が1つ以上存在する 論理的 「Xは必要条件ではない」 条件Xを満たしていない場合のYと、満たしている場合のY’の差Dについて Dがゼロである これは上記の「Xは必要条件ではない」よりも強い主張 科学における「有意差があるかどうか」に近い概念 Dはゼロではないが、条件Xを獲得するコストと比較して小さい 採算性の基準 Dはゼロではないが、その差に、話者が価値を見出していない 話者の主観的な価値観の基準 「Xが必要である」と「Xがあってはいけない」の両極端があり、その両極端の間が全部曖昧に「Xは必要ない」と呼ばれている