ある人Aが「XとYは似ている」と言って、それに対して別の人Bが「XとYはまったく似ていない」と反論した場合、「まったく似ていない」は事実ではない。

「似ている」も「似ていない」も解釈にすぎない。

なので「似ている」か「似ていない」かを議論しても無益。どちらも個人と切り離して客観的事実として存在するものではないから。

事実は「同じ対象X,Yについて『似ている』と感じる人Aと『似ていない』と感じる人Bがいる」であって、その現象がなぜ起きているのかを掘り下げることが建設的な議論につながる

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