すでに似たものがある」という指摘は誰でもできる批判/そのため社会の多くの場でそうした批判が短慮に行われており、アイデアの芽が摘みとられ、独自性という言い訳のもとで誰も価値を感じない機能やアイデアが社会に生み出されています。 未踏ジュニアにおけるよい提案資料の書き方、もしくはアイデアの伝え方と評価について|Yoshifumi Seki|note 未踏ジュニアにおけるよい提案資料の書き方、もしくはアイデアの伝え方と評価について

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  • 技術的内容を理解できなかった時に、とりあえず自分が考える一番近いものを引っ張り出して「こういうものがあるけどどう違うんだ?」と問うのはイージーにできる。

  • 否定的な批評は容易

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dmikurube: 「3.類似したアイデアが十分に列挙されており、調査されている」の中でいちばん大事なのは「世の中にあるアイデアを調査し、その上で自分がなぜそれを形にしたいのかを自問自答することで、自分が作りたいアイデアはより洗練されたものになっていくのです。」だと思うわけだが dmikurube: 「すでに似たものがある」というただの一方的な批評には価値がない一方で、評価者や専門家による「この自問自答、ちゃんとやった?」という問いには価値があるわけである。まあ、自分は後者だと思い込んだ前者による知ったかぶりがいちばん鬱陶しいので、釘を差しておく必要はあるのかもだけど…

YoshifumiSeki: 僕としても本質はそこのつもりです、ただu17世代ということもあり、質問をされる=ダメと捉える向きが強いように思えており、特に比較における部分はかなり深刻だと数年関わって考えて強調しています

dmikurube: なるほどー、「質問をされる=ダメと捉える」向きが強い、のはやっぱり世代による傾向なんでしょうか。その世代と直接の関わりは多くないのでわからないのですが、そうするとコミュニケーションに気をつけるポイントもやっぱり違ってくるのですかねえ…

YoshifumiSeki: 世代なのかはちょっとわからないですね、大人にも一定いますし、代表例として「なぜこんなことをしたのか(叱責)」とかありそうだとは思います YoshifumiSeki: あとは応募時の書類に関する話なので、そのあたりの自問自答はメンタリングのプロセスでどうにかできますが、そういう歪みによる提案アイデアの低品質化はこちらがコントロールできない部分なので。

dmikurube: そうですねえ、自分の試行錯誤の段階で差別化のみを意図した変なループに入っちゃうのはもったいないですし (そのループは自分も含めて昔からあるあるな気もしますが) 「なぜそんな質問をされる・するのか」というメッセージはちゃんと広まるといいなと思います。活動、応援しております!

YoshifumiSeki: ありがとうございます!間違いなくそうで、批判でなく議論をできる人たちを増やしていきたいです!


nishio hirokazu(@nishio)

強い中年エンジニアって生存者バイアスで認知が狂ってて、割と考えなしに大地への塩まきをしがちで、それを見て大地を耕してる側は「おい、やめろよ」と思ってるかもしれない