Scrapbox失敗談
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出版社が目次案の提出を求める(だいたいどこでもそう)
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大量の付箋を作りKJ法でまとめて目次案を作る
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章ごとに執筆する
- 並行してレビュー期間を置こうと考える
- Scrapboxでやったらいいのではないかと考える
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0章書き終えた段階でScrapboxに原稿を置いてレビュー開始
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残念ながらScrapboxがあんまり向いていない使い方だった
- 原稿はMarkdownで書かれてGitでバージョン管理されている
- 変更箇所はメールで伝えてもらう形
- 当時まだStreamなどはなかったので変更されても気付けないことを心配
- さっさとSlack通知をすればよかった説
- そもそもレビューコメントは複数の人が独立して行うことが有用なので、あるレビュワーのコメントが他のレビュワーに見えてはいけない。
- 当時まだStreamなどはなかったので変更されても気付けないことを心配
- 1回目と2回目の間ぐらいに「共同編集したい?」とレビュワーに相談、したい人があんまりいないので共同編集なしに。
- 印刷してPDFで赤を入れる人などがいるので1章1ページが好ましい
- Scrapboxの想定している分量よりかなり多いのか、パフォーマンス上の問題が起きることが。
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見出しで分けるところでエントリを切るのが正しそうだな
- https://bitjourney.kibe.la/shared/entries/259e827b-934b-4a24-b034-7ee6033c2fee
- ホントそうだと思うんだけど、1章1ページで走り出してから「やっぱ細かく刻みますね、全部のページ見てね」はちょっと…
- 実験的に刻んでみるのもやったんだけど、断片を読んだ後、次にどの断片を読むのかわからない
- 僕が頑張って全部の断片の最後に次の断片へのリンクを書けばできるけどさ…という。
- レビュワーからは「全体像が分かりにくい」という意見が。書籍の読者は断片化されてネットワーク構造になっているWikiを読みたいのではなく、適切にシリアライズされて頭から読んだら未定義語とかがないようにちゃんと配慮されている「きれいな文章」を読みたいんだ。
- そもそも長文が見づらい
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目次案を作り始める手前の段階の、付箋にアイデアを書いたりしているフェーズでScrapboxを使うのが良かったか?
- しかし付箋でのKJ法に慣れている僕にとって、Scrapboxはタイトルを要求してきて想定粒度が大きすぎるんだ
- タイトルオンリー、本文なし、ができるとよいのだが、タイトル内でリンク記法が使えないし。
- そもそも「書籍化の企画が決まりました、原稿これです、レビューしてください」ならレビューしてくれる人はそれなりにいるが「特に企画も目次も決まってないけどみんなでこねこねしたら目次案ができないかなと思っているのでこねこねに協力してください」って言われたら「は?」ってならない?