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t> nishio から紹介されたU理論入門本を読み終わった。
- U理論は前半はロジックだけど、後半になるにつれてオカルトになっていく。
- 正しいことはわかるが、これはU理論を経験した人にとっての正しさなので、
- 布教のためには後半を言語化、ロジック化してやる必要があるなぁ。
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n> センゲの本とか、水にありがとうって言うと結晶が綺麗になる話が出てきて吹きそうになった
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t> これ、入門本を書いた人が言語化ができなくてオカルトに振っちゃっただけ?
- 大本の訳本をみると別の切り口でかいてある?
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n> あくまで僕の解釈だけど、オットー・シャーマーやピーター・センゲは故意にオカルトを混ぜていると思う。
- オカルトの識別が出来る人は、それが主張のコアでないことも理解して割り引いて読むことができる
- 追記: 説明のための比喩が事実である必要はないということ
- オカルトの識別ができない人にはポジティブな効果を与える。
- オカルトの識別が出来る人は、それが主張のコアでないことも理解して割り引いて読むことができる
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t> あー、なるほど。 それが、大衆向け自己啓発本の作り方か。
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n> まあでも、ところてんがオカルトって呼んでいる部分がどこなのかにもよるかも。
- U理論入門の後半は、翻訳者がやっているセミナーの内容とかだよね?
- それは大本のU理論に書かれていることではない。
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n>「水の伝言」が書かれてるのはこれ。
- レビューに「エピローグで紹介される、日本人江本勝氏の水の結晶の写真と実験」って書かれている。
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t> とはいえ、言語化やロジック化してしまうとhowになってしまって、エミュレーションで実行するので自己が変革することはないので、意図的にhowを避けてるのかもしれん。
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n> U理論入門の後半のhowは、出版社の意向である可能性もある。
- たとえ本人は「howを書いちゃったら意味無いじゃん」と思ってても。
- 追記: 大本のオットー・シャーマーの本は、howを避けようとした結果、一般人にとっつきにくいものになっている。
- たとえ本人は「howを書いちゃったら意味無いじゃん」と思ってても。
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t> あー、これ、セミナーの宣伝本なのか。納得した。
- セミナーを受ければ悟りが開けます、っていう宗教勧誘のアプローチか。
- とりあえず、大本のやつの訳本を読みます。
- t> U理論は結晶化を経験したことのある人にとっては、自分の体験を言語化してくれる極めてよくわかるラベリングなんだけど、このラベルをもとに人と共有しようとすると失敗しそうだ。
- あとはU理論は相当量の暗黙知と、その言語化、論理性を要求しているので、これも前提条件としては高そうだなぁ。
- n> U理論を読んで僕が思ったことにところてんがよいラベリングをしてくれたw>U理論は結晶化を経験したことのある人にとっては、自分の体験を言語化してくれるラベリング
- 体験のラベリング
- 事前に「経験」があることを前提として、それの言語化を促し、意識して繰り返せるようにするための本なんだよねぇ。
- t> なるほど、ラベリングによる再現か、その視点は無かった。
- n> 「できるプログラマだったら誰でも自力で見つけていたコーディングスタイル」に「Mediatorパターン」とか名前をつけてカタログ化することでパターンという抽象化レベルでの会話が可能なようになる、というのに似たイメージ
- フロー理論とU理論が近しいんだけど、なんか違うと思ってたのが言語化で来た。
- n> ちょうどいい難易度の問題に取り組むことで雑念が消えている状態がフローで、プレゼンシングは「起きていることをありのままに受け止めてその中に構造を見出す」という問題に取り組んでいる時のフローなのかな
- t> フローだと、問題が起こる度に思考がぶったぎられるので、適切なレベルのチャレンジが望ましい。
- プレゼンシングだと、あらかじめ問題を全部かき集めておくことで、問題で思考停止することなく、包括的に考えられている状態。なのかな。
- たぶん、プレゼンシングはグループフローの状態に極めてよくにていると思う
- n> フローとグループフローは違うのか