数式を書いてみる実験: ド・モアブル=ラプラスの極限定理 プレゼンをやってみる実験: 双シェマモデル プレゼン PowerPointで数式を扱うプレゼンの例: https://www.slideshare.net/nishio/3-71708970#43
- 同じものをScrapboxで書いてみた KL距離からのFisher行列の導出
感想
- よい: 100% TeX である
- 筆者は学生時代レポート前にチャットでTeXで数式をやり取りしながら議論していたので、TeXが使えるのは数式を記述する上でかなりスムーズ
- PowerPointの数式ツールもTeXを使えるが100%ではない
- 悪い
- WYSIWIGでないのは面倒
- PowerPointなら「あっ、この添え字iじゃなくてjだ」と思ったらその添え字をクリックして編集できる。ScrapboxだとクリックしたらTeXに戻るのでもう一度目で追って目的の添え字がどこかを探さなきゃいけない。面倒。
- 2つのブラウザで開いて並べればよい、という話を聞いたが標準サポートしてくれたらいいのに
- プレゼンに限らず複数ページを並べて表示できると便利
- 数式で始まると自動でノンブルを消されるので消したくない時に不便
- 文章の主語が変数であるようなケースとか。
- PowerPointだとCtrl+Enterでノンブルなし改行をして数式を書き連ねてる
- Scrapboxが「ノンブルがつく/つかない」を制御できないのが問題
- PowerPointだと普通に( ) で中身の調節をするがこっちは明示的に
\left(
しないといけない- TeXが悪いんだけど。
- 分数などのよく使う表現に関してPowerPoint
1/2
TeX1 \over 2
or\frac{1}{2}
で面倒過ぎる- TeXが悪いんだけど。
- WYSIWIGでないのは面倒
- 良い
- PowerPointはページが明確なので数式展開が1ページで収まらなかった時に改ページが大変
- Scrapboxならスクロールできるからページ単位に切らないでよい
- PowerPointはページが明確なので数式展開が1ページで収まらなかった時に改ページが大変
- 良い
- 数式展開で「~の定理により」ってのは別ページにくくりだしておくことができる
- 行にパーマリンクがある
- PowerPointで数式を出して議論をした後で「ここの数式展開は~じゃない?」みたいな議論をしたいとき、言及がやりにくい
- 数式番号を打っておくか、「何ページの何行目」って言うことになる
- 悪い
- 細かい表示の制御はできない
- 諦めて割り切るしかない、きれいなプレゼンを作るツールではない
- 表紙スライドをうまく作れなかった
- スライド中に「重要ではないので大きな字にしたくないけど、後々参照するときに必要なので書いておきたい」という情報を含めたい場合(例えば論文へのポインタとか)
- 画像のサイズ
- 細かい表示の制御はできない
- 良し悪し
- PowerPointからは簡単にPDFにエクスポートできる
- Scrapboxは簡単にURLでシェアできる
- 使い分け
- 研究室内や企業内の気軽なプレゼンにはいいんじゃない?
- 見た目を気にしないでいい条件
- 特に輪講や継続的な勉強会で資料をScrapboxでやると、徐々にコンテンツが溜まって発表間にリンクが発生しだして、1年くらい経つと面白いことが起こりそう。
- 研究室内や企業内の気軽なプレゼンにはいいんじゃない?