Re: Scrapboxは「ブログ」なのか? from /villagepump/Scrapboxは「ブログ」なのか?
- まずブログという言葉が流行るよりも前にWeb日記があった
- 2001年 tDiary - Wikipedia
- だから「はてなブログ」より前に「はてなダイアリー」があった
- はてなダイアリーは2003年リリース
- はてなブログは2011年リリース
- 古くから活動してる人が自分のブログ的なものを「日記」と呼んでるのもそのせい
- 結城浩の日記 2002〜
- Matzにっき 2003〜かな?(https://matz.rubyist.net/20030501.html))
- 初期のWeb日記は、本当にWebに日記が書かれているだけだった。
- その後、SNSが流行っていく
- Twitter、2006年リリース
- 2008年日本上陸
- 当時はmixi(2004年〜)やモバゲー(2006年〜)流行の時代
- 日本でTwitterを普及させた第一人者が語る、Twitterのこれまでの10年と今後
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大久保:2008年当時の日本では「mixi」や「モバゲー」といったSNSが流行っていましたが、その中でTwitterはどんな立ち位置になると考えていましたか?
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佐々木氏:全く別ものだと思っていました。140字という制限がありますし。それと他のものに比べて圧倒的に1次情報が広がるのが早いので、新しい可能性があると思いました。
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- 日本でTwitterを普及させた第一人者が語る、Twitterのこれまでの10年と今後
- Facebookも同じ時期に日本語対応した
- Twitter、2006年リリース
- この流れを踏まえて2017年に僕が書いたのがこれ
- ブログが解体されSNSとScrapboxになった
- ブログが待っていた情報の即時的流通の機能はTwitterなどのSNSに食われた
- 残る部分は情報のストックの機能だが、2017年時点でのブログシステムは過去の情報の再利用が弱い
- だから僕はブログをやめてScrapboxとSNSを使うことにした
- それから5年経って振り返る
- 情報のストックの場としてのScrapboxは予想通りblogよりも圧倒的に良いものだった
- 5年間で育った僕のScrapboxは、その前5年間のブログ記事よりも僕にとって有益
- Scrapboxの上でのコミュニケーションが以外と有効に機能するものだった
- これは井戸端に入り浸り始めて思うようになった
- 井戸端はWeb日記を再発明した
- 「Scrapbox as SNS」は現在「2005年のブログシステム上の原始的SNS」ぐらいの状態。牧歌的インターネット。
- 情報のストックの場としてのScrapboxは予想通りblogよりも圧倒的に良いものだった