from 日記2023-09-29 LLM時代のグループウェアの適切な抽象レベル 要約: LLMの時代には、現在のグループウェアの抽象化のレベルが適切でない可能性があり、顧客業務にもっと接近する必要があるかもしれない。
松尾研サマースクール2023大規模言語モデルの最終回を聞いてて思ったこと
- グループウェアというものは各社の「業務」を抽象化して、共通部分をサービス提供しているものと言える
- その設計はLLM登場以前の世界認識に基づいて抽象化された
- with LLMの時代の適切な抽象化レイヤーの位置が今の位置であるとは思えないな…
- データとコミュニケーションの対応づけをストックしているという点はサイボウズのアドバンテージ
- だが、その対応づけをどう活用して顧客価値を生み出すかに関しては、現状の抽象度が正しくない可能性がある
- もっと顧客業務に近寄らないといけないかも
- 現状の製品の設計を前提にして汎用の機能としてLLM機能の追加を考えることは現状の抽象度を暗黙に仮定することになる