hatena

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*1271565939*チキサニ
<a href='http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9F'>アイヌラックル - Wikipedia</a>

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雷神カンナカムイが地上を見下ろすや、地上にいるチキサニ姫に心惹かれ、たちまち雷鳴と共にチキサニの上に降り立った。

雷神の荒々しい降臨によってたちまちチキサニは火に包まれ、数度の爆発の末、燃え盛る炎の中から赤ん坊が誕生した。
(中略)
チキサニは我が子の誕生後、6日間燃え続けた末に消滅してしまった
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ええーかわいそうすぎる!

*1271582669*ルールブックの構造の研究
各論を集めている段階。

**サンファン
- フレーバー
- ゲームの目的
-- カードが両義的に使われることの囲み
- 用具
- ゲームの準備
- ゲームの手順
-- 役割
-- 役割タイル
- 次のラウンド
- ゲームの終了
- 建物
-- 紫の建物
-- 6の建物
- バリエーション

** ブロックスデュオ
- 対象年齢、プレイ時間、プレイ人数
- セット内容
- 遊び方
- スコアのつけ方
- 戦略のコツ

** ドミニオン
- フレーバー
- ゲームの目的
- 内容物
- ゲームの準備
- ゲームのプレイ
-- 先手の選び方
-- ターンの概要 A: アクション B: 購入 C: クリーンアップ
-- アクションフェイズ
-- 購入フェイズ
-- クリーンアップフェイズ
-- ゲームの終了
-- 最初の数ターンの例
-- アクションカードの見方
-- その他のルール
-- 王国カードの説明
-- 推奨の王国カードの組み合わせ

** 頭脳絶好調
- 対象年齢、プレイ時間、プレイ人数
- ゲームの目的
- 用具
- ゲームの準備
- ゲームの進行
- ゲームの終了

** ピラミッドカード
- プレイヤー
- ゲームの特徴(カードの特徴の解説)
- ゲームの遊び方
-- 席決め
-- カードの配布
-- カードの交換

*1271610310*レバレッジメモ: テクノロジストの条件 プロローグ(1st draft)
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478300720?ie=UTF8&tag=nishiohirokaz-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4478300720">テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))</a>のレバレッジメモ。前回の<a href='http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20100330/1269945021'>レバレッジメモ:イノベーションと企業家精神(1st draft)</a>で大爆発して、今日やっと気づいたんだけど、ドラッカーは濃度がこすぎるので全部読んでから全部まとめてレバレッジメモを作ろうとすると作業量が多すぎて大変だ。だから1章ごとにレバレッジメモを作ればいいんじゃないか。というわけでこれはプロローグ部分だけ。

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今日求められているものは知識の裏付けのもとに技能を習得し続ける者である。技能の基盤として理論を使えるものは無数に必要とされる。それは技能者というより、技術家、テクノロジストである。若者の中で最も聡明なものにこそ、知識に裏付けられた技能を使うテクノロジストとしての能力を持って欲しい。
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テクノロジストはマネジメントすることを好まない。むしろそれぞれの世界で技術や科学の仕事をすることを好む。彼らはまた他人の仕事をマネジメントすることも好まない。得意でもない。その結果、テクノロジストでない人がテクノロジストをマネジメントすることが多くなっている。
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近代の特質は、技術革命を意図して体系的に行うこと。それを行う社会的機関が近代企業
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未知なるものをいかにして体系化するか。モダンの世界観とはデカルトのもの。全体は部分によって規定される。
未知なるものの体系化、未知なるものへの跳躍への方法論、その典型がメンデレーエフによる周期表の発見。彼は既知のものを体系化したわけではない。既知の元素に秩序をもたらすには、いかなる未知のものを想定しなければならないかを考えた。
小児ワクチンの開発もまた未知なるものの体系化にもとづくイノベーションだった←?
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<a href='http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3 %E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8'>ワクチンの年表 - Wikipedia</a>。どれのことだろう?

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かつて変化は破局を意味した。
イノベーションにおける変化とは、目的意識を持って方向づけした活動。変化を恐れるプレモダンとも、変化を必然の進歩とするモダンとも違う。これら二つの見方は、変化を人間の力ではいかんともしがたいものとしていた。
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秩序とはダイナミックに動く変化そのもの
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産業人の役割をイノベーターだと見た最初の経済学者がカール・マルクス、しかし認めてしまったら必然の進歩のコンセプトが壊れてしまう。
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<a href='http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB %E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9'>カール・マルクス - Wikipedia</a>。これって「マルクスの歴史観に基づき、成熟した資本主義の社会では、下部構造にさまざまな矛盾や疎外が内包されており、これらの矛盾や疎外を契機として上部構造の変革をドラスティックに推し進める社会革命が必然的にやってくることを予言した」のことかな?

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イノベーションは天才のヒラメキに代わるものではない。既知なるものの応用と洗練のための体系的な仕事を不要にするものでもない。これらの力を倍化する。
フレミングのヒラメキによってペニシリンの殺菌力が発見された。ワックスマンによる未知なるものの体系化によって、生物現象についての理解と抗生物質による治療というイノベーションが生まれた。その間に10年を要した。しかしそのイノベーションの後は、抗生物質の体系的な発見とその効用、副作用の理論的な解明が可能になった。
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<a href='http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3 %E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3'>セルマン・ワクスマン - Wikipedia</a>「Waksman's team discovered several antibiotics, including actinomycin, clavacin, streptothricin, streptomycin, grisein, neomycin, fradicin, candicidin, candidin, and others.」
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4621045377?ie=UTF8&tag=nishiohirokaz-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4621045377">アイザック・アシモフの科学と発見の年表</a>によれば、フレミングが例の有名な方法でペニシリンを発見したのが1928年、11年放置されて1939年にフローリーとチェインによって有効成分の単離がなされ(この3人は1945年ノーベル医学生理学賞)、同年デュポスにより土中の細菌も似たようなものを作ってるんじゃないかという研究からチロトリシンが発見され、翌1940年にその手法を大々的に使ってワクスマンがアクチノマイシンとストレプトマイシンを発見、その後もたくさんの抗生物質を発見し、それらのものに「抗生物質」という名前も与えた、という流れらしい。

*1271616060*知的労働者は生産手段を所有する
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478300720?ie=UTF8&tag=nishiohirokaz-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4478300720">テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))</a>第5章P.85

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知的労働者は生産手段を所有する。頭の中にしまいこんだ知識は持ち運びできる。まさに生産手段を所有するからこそ、彼らの流動性は高い。
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この一言がすごいなーと思った。つまり「労働者は生産手段を持たないので、生産手段を持つ会社(資本家)に労働力を売って対価を得る」というモデルが知的労働者に関しては成り立たないと言うことだ。

分裂勘違い君が<a href='http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060227/1141028008'>無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法</a>で書いていた
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知識は個人のものだから、「個人は会社の知識資産を合法的に横領できる」
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というのは(表現の良し悪しはさておき)まさにこのことを指しているんだな。


さて、そこで問題になるのは、その資産価値をどうやって評価するのかだ。プログラマの採用とかではかなり前からこの問題が顕在化していて、Fizzbuzzを書かせてみるとか(Fizzbuzzも書けない人がプログラマとして応募するということが驚きだ)、幅優先探索の問題を書かせてみるとかいろいろな方法が提案されている。しかしそれらのテストよりよっぽど信頼性の高い、そしてやる人があんまりいないから強い差別化要因になるのが自作アプリのソースコード公開なんだな。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334934064?ie=UTF8&tag=nishiohirokaz-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4334934064">劇的ワンペーパー</a>でも語られていたが、自分の価値は自分でアウトプットしなければならない。自分が何を出力できるのかと言うことを、実際に出力してみせなければならない。それがソースコードの公開なのか、ブログを書くことなのか、カンファレンスで話すことなのか、雑誌記事を書くことなのかは人それぞれかと思うが、とにかく何かを出力しなければいけないのだ。
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はてなダイアリー 2010-04-18