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これに出てきた「キラーアプリはない」「ロングテールに役立つ」の話
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高い需要が予想できる領域に関してはコストを支払って実装することが行われるのでイーサリアムの出現が大したインパクトのないものに見える
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インフラコストが下がることで、あまり注目されていない周縁部において、まだみたことのないものが現れる
- 需要とコストが見合わないと思われ、無視されていたものが実現されるようになる
- これは「現時点で需要が高いと認識されていないもの」なので、現時点でキラーアプリは何かと問われても答えようがない
- 電気は何の役に立つんですか?
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需要の予測可能性
- グラフでは絵の都合で需要をシンプルな線で描いてるけど、もちろん事前に正確に予想できるものではないので幅のあるぼやけた線になる
- 同じものでも人によって高く見積もったり低く見積もったりする
- なので、ものができてから「これ意外と便利じゃん」と価値が評価され、後から需要が増えることもしばしばある
- 成果が出た後で評価する方が容易
- キラーアプリが事後的に生まれることはあるってこと
- コンピュータが生まれた時に、世界中で何十億人が使うソフトウェアサービスが生まれることは予見できなかった
- ものができてない状態で思想を語って注目を集めようとする行為がこの構図の中では筋悪かも知れない
- 作ってフィードバックを得るより思想を語ってフィードバックを得る方が速いのでそちらに引きずられる
- しかしこの構図の中では思想を語ってポジティブなフィードバックが得られたならば、それは正解ではない
- 速いフィードバックに気を取られる
- 実装なき思想は、もう要らない。
- 実装なしで思想を語ろうとすると、「地味だが、まだなくて、できると有益なもの」を作ることから離れてしまう
- 作ってフィードバックを得るより思想を語ってフィードバックを得る方が速いのでそちらに引きずられる
- グラフでは絵の都合で需要をシンプルな線で描いてるけど、もちろん事前に正確に予想できるものではないので幅のあるぼやけた線になる